かつまたファーム株式会社
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農業者、栽培技術者、科学者は、もっと密で良い。<br /> 三者の視点が交わる。それが3eyes。

農業者、栽培技術者、科学者は、もっと密で良い。<br /> 三者の視点が交わる。それが3eyes。 農業者、栽培技術者、科学者は、もっと密で良い。<br /> 三者の視点が交わる。それが3eyes。

 農業の現場には、いつでも山積みの課題がある。
 悩む。留まる。滞る。
 一歩を踏み出して交わり、持てるノウハウを出し合うと、「えっ」と言う速度で課題が解決することがある。
 農業者、栽培技術者、科学者が、この3アイズ•アグリ•プロジェクトでは各々の立場を越えて交わります。
 どんな課題解決ができるのか。
 まだ見ない限界の向こうがあるんじゃないか。
 ここが限界だ、なんて思い込みなんじゃないか。
 あなたも一緒に、課題を飛び越えましょう!

直感とひらめき   試作と試験   そして検証と検討

直感とひらめき   試作と試験   そして検証と検討
直感とひらめき   試作と試験   そして検証と検討

01

 農業者の直感が、直感のままである限り、それは次世代へは継承してくことができない。同世代とも、共有や共同での検討を行うことが困難なままです。
 直感を、形に。ロジックに。直感を資機材に変換する。

 感覚に依存するのではなく、データを積み上げ、見える化する。やがて直感は、共有可能な栽培技術へと変換し、次世代へ受け継がれる。

 それが業界の進歩、強い農業の構築に資すれば良い。

直感とひらめき   試作と試験   そして検証と検討
直感とひらめき   試作と試験   そして検証と検討

02

 Agri Open innovation project(静岡県)に参画するプレイヤーは、このプロジェクトを牽引します。
 けれどそんな枠組みも超えて行きたい。
 集合知をもって、直感から新しい技術への昇華を進める。
 植物生理の仕組みはまだ、多くがブラックボックスの中にある。
 土壌の仕組みもまた、同じ。土とは何なのか、さえ、まだ分かっていることはわずかです。
 様々な指標のセンシングから、かつて未採取であったデータを丁寧に、慎重に拾い上げ、積み上げていく。
 資材、機材、技法に落とし込む時は大胆に。
 目指すのは、見たことのないイノベーション。

直感とひらめき   試作と試験   そして検証と検討
直感とひらめき   試作と試験   そして検証と検討

03

 農業者はひらめく。
 現場には無限のサンプルがあり、だれよりもそのサンプルを見つめ、管理して、試行錯誤するのが農業者なのだから、農業者の頭脳は、多くのひらめきに満ちている。
 こんな資機材があれば、このひらめきは形になるのに・・・。
 その機材が存在しない。その資材が存在しない。市販されていない。

 けれど、そのひらめきが妥当なものならば、資材や機材なんて作ってしまえば良い。

 道具があれば可能なイノベーションなら、創造すれば良い、と思う。

 農業者は、もっと技術者を頼れば良い。技術者はそれを望んでいる。
 一緒に、次のステージに進むことを心待ちにしていると、私は感じている。

 私たちの国に住まう人々は、そういった意味において、随分消極的に過ごしてきたと思えてならない。
 「農業者」と技術者のマッチングは、力強いイノベーションを産んでいく。

直感とひらめき   試作と試験   そして検証と検討
直感とひらめき   試作と試験   そして検証と検討

04

農業者は現場のプレイヤー。
「なぜ〜why」というロジックはあまり得意ではないかも知れない。
 「なぜ」という問いに、一番的確に答え得るのは科学者たちだと思う。
 決して、遠い存在だと思う必要はない。
 逆に彼らは「いかにして〜how」を知りたがっている。農業者が提供できる「いかにしては」、彼らにとっても有益なものなのだと、もっと誇って良い。
 「なぜ」と「いかにして」のマッチング。
 「農業者」と「科学者」のマッチングもまた、このプロジェクトの柱の一つと言って良い。

さあ、なにから始めようか。
さあ、なにから始めようか。

さあ、なにから始めようか。

 お米は水を張って栽培する。そんな「当たり前」だって、まず立ち止まって考えてみる。水を張る。張らねばならない?
 「ねばならない」なんてあるのか。いや、ない。ないのじゃないか。
 農業界は今、限界まで節水を突き詰める超節水栽培技術の登場で騒然としている。
 「マイコス米」とか、「DDSR(dry direct seeding rice)」という名前で耳にしたことがある方も多いと思う。
 菌根菌(マイコス)や、バイオスティミュラント技法をふんだんに盛り込んだ、超省力栽培である。御殿場で活動する私たちのプロジェクトではこれを「DGR(dry growing rice)」と呼んでいる。
このDGR技術を活用することで、作物の成長を最適化し、収量を向上させることができると考えている。

 技術伝播で、中山間地に広がっていない、広がりが遅れている最大のネックは、適合する播種機や鎮圧ローラーで、小型トラクターに装備可能、かつ優れたものが存在しなかった為だ。
 「ならば作ろう」
 プロジェクト#1は、中小型トラクター・中小型圃場適合鎮圧ローラー「鎮圧くん」です。
 プロジェクトは複数のものが同時進行で進んでいます。
 現在上市を目前に控えているのは、プロジェクト#2「酸化還元電位モニタリングシステム Eh Scouter(イーエイチスカウター)」。
 バイオスティミュラント技術の中でも大きな存在感を放つ「酸化還元電位」については、これまで継時的モニタリングが行われておらず、従ってデータも少ない。ほんとのところ、数値がどのような推移を辿っているのか。分からないことだらけだ。
 「ならば作ろう」
 それだけではない。カーボン(C)の施用効果が、植物管理と、収穫物の収量、品質の向上に大きく資することが分かってきている。
 もっと効率的に施用するには・・・。
 ではストレス応答反応についてはどう、効率良く引き出すか・・・。

 一つひとつ、着実に。
 けれど迅速に。

3eyes agri projectは取り組んでいきます。

課題解決は、資機材やノウハウとして届ける

課題解決は、資機材やノウハウとして届ける

DGR(マイコスやバイオスティミュラント技法を使用した栽培方法)など、現在多数のプロジェクトを御殿場で進めている。
植物の生育管理だけではない。生育中の圃場周辺管理であったり、収穫であったり、調整であったり、流通や鮮度維持、栄養価であったり。
農業生産者が関わるポイントから、川下の事業者にバトンタッチするところまで。あるいは実需者に届けるところ、食べていただくところまで。
私たちは課題を掘り起こしながら進んでいきます。
 このページを訪れたあなたもまた一緒にイノベーションを進めていけるように。また関与した技術者や科学者が報われるように。
 新しい直感から産まれたイノベーションは、資材・機材に落とし込み、購入・入手や実践ができるように整えてお手伝いをしていく。これもまた御殿場に拠点を構える私たちプロジェクトの使命です。

課題解決は、資機材やノウハウとして届ける

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